時代を追いかけるなよ。
byタモリ
タモリさんがキングコングの西野亮廣さんにおっしゃった言葉だそうだ。
もちろん、僕が直接言われた言葉ではないですが、タモリさんと西野さんが食事をしていて、タモリさんがその発言をおっしゃっている場面が鮮烈にイメージできる。
それくらい、自分自身にも強烈に響く言葉だと思います。
“時代を追うなよ”
今は激動の時代であり、変革期でもあると思います。
新型コロナウイルスにより、今まで好調だった企業やお店が一気に経営破綻に傾き、倒産する企業も今後ますます増えるだろう。
社長なら、今の業績を立て直すために何をしないといけないか必死で考えないといけないし、社員なら、「自分の会社は大丈夫かな?この業界は大丈夫かな?違う業界に移ったほうがいいかな?」と悩んだり不安になるのは当然だ。
ましてや、倒産、破産を目前にすると悠長なことは言っていられない。
すぐにでも働ける場所を探すことになるだろう。
“できれば、いま流行っている業界、これから流行る業界に就職しよう”
ほとんどの人がこういう風に思うはずだ。
例えば、ワープロの会社がパソコンが出てきたときに、「もっといいワープロを作るぞ」と言ったところで需要は明らかに低下するわけだから、それは“時代を追うな”とは話が異なる。
ファッションがいい例であるが、数年、最近では一瞬でトレンドが移り変わる。しかし、ファッションの本質は変わっておらず、昔流行ったものが再び流行することも珍しくない。むしろ、サイクルしていることのほうが多い。
テクノロジーの進化以外は、人類は普遍的で変わらないものなのかもしれない。
そこでだ!!
“自分とは何か?何が人と違うのか?”
結局、人は自分にできないことや作れないものに対して価値を見出し、対価を支払う。
自分で移動する代わりにタクシーを使ったら対価を支払うし、自分の手で洗濯する代わりに洗濯機を使ったら、その洗濯機を購入するのに対価を支払う。
つまり、
“自分は人に何ができるのか?”
“人のためにどんな役に立てるのか?”
それを追い求めていくことが大切である。
「次はこれが流行りそうだから」ではなく、
「自分はこれがやりたい」と思ったものを抽象度を上げて捉え(*テクノロジーの進化を無視してはいけない)、コツコツとやり続けたとき、太陽の光が差し込み、芽が成長して、開花するときが必ず来る。
あっちにいったり、こっちにいったりでは、芽も出ないし、根もつけれないし、開花する日はこないだろう。
開花する日を
ただ待つだけ。。。